体験型フリースクール「みんなのおうち」の
開校から2週間が経ちました。
一気に色々なことが同時進行的に
動き始めて、
連日興奮冷め止まぬ
慌ただしい日々を過ごしていますが、
今朝はそんな中で
注力している5つのことについて
綴りたいと想います。
・子供達との信頼関係を築くこと
まず、
最も注力しているのはここです。
来てくれている子供達に喜ばれ、
自己肯定感を育み、
信頼関係を築くこと。
現在、「みんなのおうち」の会員となっている
お子さんは6名。
これは多いのか少ないのか分かりませんが、
数の問題でないことだけは確かです。
来てくれている子供達の心に寄り添い、
安心出来る居場所であろうと、
連日スタッフと共に
試行錯誤を続けています。
まだたったの2週間ですが、
ボードゲームや焚き火体験、
クッキングなどを通して
早くも子供達の成長が感じられ、
やり甲斐や喜びを噛みしめながら
楽しくやっています!
・組織をチーム化すること
現在、「みんなのおうち」のスタッフは7名。
更にボランティアで来て下さる方もいて、
組織化されてきました。
これまでも
経営者としての経験はありますが、
家族以外の第三者を雇用するのは
初めてです。
その意味で
右も左も分からないことが多く、
日々勉強しながら進めています。
雇用契約の締結、
労務管理、
社会保険や雇用保険の手続き、
給与計算など。
やることは沢山ありますが、
最も大事にしていきたいのは
組織をチームと呼べるまでに
昇華させることです。
まだまだ始まったばかりで、
スタッフ同士の関係も様子見状態。
ただ、そんな中で
スタッフが自分の意見を
言いやすい雰囲気作りを心掛けています。
その甲斐あって、
毎日の朝礼・終礼では
闊達な発言が飛び交うようになりました。
まずはこうして
スタッフ間のコミュニケーションを
密にしながら、
チームと呼べる関係性にまで
持っていきたいと想っています。
第三者を雇用するのは初めてで
分からないことばかりですが、
スタッフさん(とその家族)は
家族同然であると考えるようにしています。
・補助金申請すること
フリースクールには公的な補助がありません。
人件費や水道光熱費などの固定費に、
各種保険や雑費などの必要経費を
受益者負担による利用料だけで
賄うことは困難です。
よって、経営が安定してくるまでの間は
補助金や助成金など申請出来るものは
やってみようと想っています。
今週もある補助金を申請する予定です。
・スポンサー企業を募ること
これも上記と同様の理由によります。
少しでも経営を安定化させるため、
スポンサー企業を募っていくつもりです。
理想的なのは、
地元企業とタイアップ商品を創ること。
「みんなのおうち」の
ロゴ入り商品を開発して、
売り上げの一部が「みんなのおうち」に
寄付されるような仕組みにしたいのです。
企業側としても
社会貢献事業の一環として
イメージアップに
繋がるのではないでしょうか。
それに向けて
地元企業へアプローチを続けます。
これを読んでいる地元企業関係者の皆様。
ご一考頂ければ幸いです!
・行政との連携を図ること
これもやはり
運営面が困難であることに起因します。
不登校などを理由に
居場所を必要としている子供達が
相当数います。
そんな子供達の助けになりたいと、
居場所作りを志すも
資金面を理由に断念、挫折される方が
どんなに多いことか。
もはや不登校は
各家庭の問題ではなく、社会問題です。
民間が点として個別に動くだけなく、
官民連携して取り組むべき問題と
言えるでしょう。
私は
子供達の居場所作りのための
活動をされている同志に対して、
南アルプス市に
予算を設けてほしいと想っています。
2022年度予算に盛り込んでもらうため、
「南アルプス市
子供の居場所作り代表者会議」(仮)
なるものを立ち上げ、
今月から活動を始めるつもりです!
以上、
今朝は今、注力している5つのことを
まとめてみました。
この5つを同時進行させるのは
なかなか大変ですが、
そこに悲壮感はありません。
むしろ、
めっちゃ楽しいです!
それはやはり
自ら選んだ道だからでしょう。
全ては
夢の実現に向けての道程。
日本にない学校を創るための
チャレンジは始まったばかり。
楽しみながらやっていきます!
今日も豊かな心で、豊かな一日を。
中西紀二
素晴らしいですね。
私も前職で、上場会社ながらも社員さんを家族として見ていました(創業者以来の伝統でしたから)。
だからこそ、辛い時も苦しい時も一丸となって乗り越えられたと思います。TOBの際も助言会社(FA)は「従業員には公表時に口頭で伝えれば十分です」と言われましたが、私は彼らの反対を押し切り、社員さん達が彼らの家族に正確に説明できるように詳細なパンフレットを作りました。なぜTOBを行うのか、TOB後自分たちはどうなるのか、万が一の補償はどうなるのか等等、安心して業務に集中してもらえるよう、きっちり記載しました。FA の人たちは「これが社外に漏れたらTOBは破綻しますよ。非常識です。」と怒っていましたが、私は「社員たちを信頼しています。漏れて破綻するなら諦めます。」と動じませんでした。果たして、彼らは懸命に働いてくれました(FAの人たちは他の案件と掛け持ちでしたので、突発的な資料作成の際も当てにならず、連日深夜作業でカバーしてくれたのは、やはり社員さん達でした)。
このTOB作業を通じて、後にFAに転職した社員もいました(今は、大切にするだけでなく、「ここで働くことが社員さんのキャリアアップに繋がる」ことも重要らしいですよ)。
コロナが収まったら、私を焼き鳥屋でご馳走してくれるとのことですので、楽しみに待っています。