こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
「魂の授業vol.30 奇跡の起こしかた」をYou Tubeにアップしました!
この授業は、子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。
30回目となる今回はスペシャルバージョン!私の長男である中西純潔(よしゆき)さんを特別ゲストに迎えて、「奇跡の起こしかた」というテーマで話して頂きました。長男は3歳の時にASD(自閉スペクトラム症)の診断を受け、医者からは「この子は将来、言葉が話せないだろうし自立も出来ないと思っていて下さい」と言われました。あれから17年の時が経ち、20歳になった彼は、言葉が話せないどころか社会人として立派に自立を果たしています。これはまさに奇跡と言えるでしょう!ASDは病気ではありません。脳機能の特性ですから、薬を飲んで治るという類のものではないのです。それなのにここまで改善するとは奇跡的です。彼は奇跡を起こした人なのです!
それでは何故そのような奇跡が起きたのか?その辺りを本人の体験を踏まえて話してくれました。世間一般に健常と言われている人からは想像も出来ないような生きづらさがあったことでしょう。そんな中、彼は葛藤し、もがき苦しみ続けていましたが、かつてお世話になった放課後等デイサービスの先生から頂いた「純潔なら絶対大丈夫だから頑張れ!」という言葉を励みに、自分のことを受け入れ、現在に至るのです。
純潔が私に代わって魂の授業で話をする。このような日が来るとは思ってもみませんでした。みんなのおうちの代表として、彼の父親として、こんなに嬉しいことはありません。彼が話をしている間、これまであった様々なことが走馬灯のように思い出されて感無量でした。そして、自分に与えられたハンデを個性と受け止め、強く前向きに生きる姿に心から感動しました。そんな純潔のことを誇りに思います。彼が見せてくれた奇跡は、きっと沢山の方の勇気となることでしょう。30回記念に相応しい、まさに参加者全員の魂が震える素晴らしい授業でした。
今回の授業で最も伝えたかったこと。それは、あるがままの自分を受け入れ、感謝の気持ちを忘れずに前向きに生きていると奇跡は誰にでも起きる!そんな彼からのメッセージは子ども達の胸に大きく響いたことでしょう。この授業が、子ども達の幸せな人生の一助となれば幸いです。
動画は以下からご視聴頂けます。あなたの心にも何かが響けば本当に嬉しく想います。
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
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私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。
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体験型フリースクールみんなのおうち
代表 中西紀説