山梨県南アルプス市にて、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています!

魂の授業 第21回「人は変われる!」

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって40歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

今日は毎月恒例の「魂の授業」を開催しました!
この授業は、子ども達に生きていく上で本当に大切なことを伝えたい。そして『生きる力』を身につけてほしい。そんな想いで始めました。学校では決して学ぶことの出来ない、心豊かに生きるために必要な智慧。それは私がこれまでの人生を通して実感したことがベースとなっています。「授業」と謳っていますが、先生と生徒という主従関係もなければ、大人と子どもという上下関係もありません。あるのは、人間対人間という対等な関係のみ。一人の人間が本気で伝えたいことを語り、一人の人間として本気でそれを聴く。考えなくていい。理解しようとしなくていい。感じてほしい。お互いの心と心が共鳴し合い、魂が震えるような時間にしたいとの想いから「魂の授業」と名付けたのです。

21回目となる今回のテーマは「人は変われる!」
そうです。人は誰でも何歳からでも変わることが出来るのです!これは私自身が体験したことです。つい8年前まで、私は自分のことが嫌いで、自分のことを恥じ、自分に出来ることなんて何も無いと思っていました。人生に夢も希望も見出すことが出来ず、無気力に生きていたのです。当時の私からすれば、現在の姿は想像も出来ませんでした。私はまるで別人であるかのように変わったのです。それでは何故、そのように変わることが出来たのか?それには3つの要因があると思っています。

①苦しむこと
全てはここから始まります。苦しみは変わりたいと願うからこそ生じるもの。理想と現実のギャップを感じるからこそ生じるものなのです。人生に苦悩や生きづらさを感じることなく変わることは出来ません。その意味で、苦しみが湧いてきた時は変わるタイミングなのです。その懊悩こそが変化へと導くのです。

②気付きに向き合うこと
人生に苦悩や生きづらさを感じるようになってくると、何らかの行動を起こさずにはいられなくなります。私の場合は、読書やセミナー・講演会への参加などがそうでした。そうやって行動を起こすと様々な気付きが得られるようになります。その気付きと向き合い、決して逃げることなく対峙する。これを続けていると、ある時、衝撃的な事実に気が付く日が来るのです。全て自分が決めていたことだと。他者や環境のせいだと思っていたことすら自分で決めていたのです。この衝撃が大きな転換点となることでしょう。

③直感力を磨くこと
この8年を振り返ってみて、人生が好転する秘訣のようなものがあるのかと考えてみましたが、正直分かりません。何か論理立てて考えながら行動したわけでもなく、直感に従ってきただけなのです。そう考えると、人生を好転させるには直感力を磨くことが不可欠なのかもしれません。それでは直感力を磨くにはどうすればいいのか?それは、朝日を浴びることです。私は朝4時に起床して10kmのランニングを日課としていますが、直感が働くのはこのランニング中であることが少なくないのです。早起きは三文の徳という諺は本当なんですよ!

今回の授業は、子ども達に「今のままではいけない」「変わりなさい!」と伝えたかったわけではありません。彼らがこれから成長を続ける過程で、いつか人生に苦悩する日が来ることでしょう。その時を変化の好機だと捉えてほしい。人生は誰でも何歳からでも変えられるし、別人のような自分にだってなれる。だから希望を持って生きてほしいのです。この授業が、子ども達の幸せな人生の一助となれば幸いです。

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたら「お問い合わせ」の欄からご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

体験型フリースクール「みんなのおうち」

代表 中西紀説

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