山梨県南アルプス市にて、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています!

子供に何かを伝えるには?

子供に何かを伝えたい。

子供に自分の意図を理解してほしい。

そのためには

どうしたらいいのでしょうか?

子育てにおける

大事なテーマとも言えますね。

今朝はその事について考えてみたいと想います。

体験型フリースクール「みんなのおうち」の

開校当初は本当に大変でした。

不登校となり、

閉鎖的な環境にいる子供達に

様々な体験をさせてあげたいと

色々提案してみるのですが、

子供達は一向に興味を示してくれません。

興味があるのは

ゲームだけという状態でした。

「この先、一体どうなってしまうのだろう。。」

やりたい放題の子供達を見ながら、

スタッフと共に頭を抱えていたものです。

ところが、

開校して3ヶ月が過ぎた今、

子供達は大きく変わりました。

スタッフが提案することに耳を傾け、

色々なことに興味を示しては

やってみてくれるようになったのです。

それでは

この3ヶ月の間に何があったのか?

それは、、、

スタッフと子供達との間に

信頼関係が築かれたのです。

確固たる信頼関係が築かれたからこそ、

子供達はスタッフの言葉に耳を傾け、

スタッフからの提案を

受け入れてくれるように

なったのだと想います。

この経験から想うこと。

子供に何かを伝えたいのなら、

子供に何かを理解してほしいのなら、

まずは

子供との間に

信頼関係が築かれていなければならない。

信頼関係は

一朝一夕で築けるものではありません。

一切否定せずに

あるがままを受け入れる姿勢で、

相手の心に寄り添い、

相手の言葉に耳を傾けることで、

時間をかけて少しずつ

構築されていくものではないかと

想います。

スタッフと子供達との間に

信頼関係が築かれた今、

「みんなのおうち」は段々と

当初の構想に近づいてきています。

子供達が笑顔でいてくれるのも、

色々なことに挑戦する

意欲を持ってくれるのも、

スタッフからの提案を

素直に聞いてくれるのも。

全ては信頼関係があってこそ

なのですね。

自分の意見を言う前に

相手の意見を聞くこと。

自分の想いを伝える前に

相手の心に寄り添うこと。

信じて

待って

受け入れて。

子供に何かを伝えるのは

それからなのでしょう。

今日も豊かな心で、豊かな一日を。

中西紀説

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