「鏡の法則」と呼ばれるものがあります。
「私達の人生で起きてくる事象は
自らの心の中を映し出す鏡である」
という考え方です。
つまり、
「目の前に起きてくる問題の原因は
全て自分自身の中にある」
というもの。
実に真理をついた
考え方ではないでしょうか。
私は想います。
人生で起きてくる問題は
自ら解決すべき課題である。
自らの中にある
劣等感や執着、固定観念、トラウマ、、、
それらが形を変えて
目の前に示されているのでしょう。
言い換えるならば
手放すべきものが何であるか、
捨てるべき余計なものが何であるか、
気付くべき大切なことが何であるかを
教えてくれているのです。
何かの問題が生じた場合、
私達は
その原因を外側に向けてしまいます。
相手を責めたり、
自らの不幸を嘆いたり、
そこから目を背けたり、
何とか誤魔化そうとしたり。
しかし、
攻撃・嘆き・逃避といった態度で
その原因を自分の外側に向けても
何も解決しません。
一旦は解決したように見えても
また別な問題となって現れるものです。
私も今になってよく分かります。
何故、辛い10代を過ごしたのか。
何故、発達障がい児を授かったのか。
何故、子供達が不登校となったのか。
全ては私にとっての課題だったのです。
目の前に起きてくる問題は
トラブルでもないし、
不幸な出来事でもない。
それは課題なのです。
ならばその課題を解決するには
どうすればいいのか?
その原因も解決策も
自分の内側、
つまり自分自身の中にある。
問題を悩みにすると
誰かや何かのせいにしてしまいたくなります。
問題は自らに与えられた課題であると
捉えるときっと解決出来ることでしょう。
問題は課題。
自分に与えられた課題。
自分で向き合うべき課題。
その答えは自分自身の中にあるのです!
今日も豊かな心で、豊かな一日を。
中西紀二
ウ〜ン、米中会談の場に掲示したかったです。