山梨県南アルプス市にて、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています!

子育てで大事にしているたった一つのこと。

私には3人の息子がいます。

長男が高校1年生で次男が中学1年生。

そして三男が小学1年生です。

私が父親として子育てをしていく上で

大切にしていること。

何よりも大事だと想うこと。

それはただ一つ、

自己肯定感を植え付けることです。

自分は自分のままでいい。

自分は愛されている。

自分には価値がある。

そういう自己肯定感こそが自信となり、

意欲の源泉となるのではないでしょうか。

自信とは

持てと言われて持てるものではなく、

他者からの称賛によって

もたらされるものでもなく、

それは自分の内から

湧き出てくるものだと想うのです。

自己肯定感を持った子は、

いずれ必ず自立して

自らの道を歩んでいくようになるもの。

私は想います。

自己肯定感や自分愛といった

自己承認があってこそ人生が拓ける。

それが前向きな意欲の源泉となる。

自己否定があるうちは

真に自分の人生を生きることは出来ない。

親として最も大事な務めは

子供に自己肯定感を

持たせることではないでしょうか。

これは私の実体験から想うのです。

自己否定に苛まれてきた

私の人生は40歳まで暗鬱たるものでした。

自分が嫌いで

自分を信じられないものだから、

何をやっても続きません。

すぐに諦めてしまっては挫折して

自分を責めてばかり。

次第に何の意欲も湧かず

無気力に生きるようになっていました。

何をしても楽しくないし、

人生に夢や希望も持てない。

そんな人生を生きてきたからこそ

分かるのです。

全ての要因は

自己否定にあったのだと。

自己否定があるうちは

自分の人生を生きられないのだと。

それでは

子供たちに自己肯定感を持たせるためには

どうしたらいいのでしょうか?

私が心掛けていること。

それは、

全てを受け入れること。

全てを包み込むことです。

親のエゴや執着、固定観念などを

一切手放して

子供のために何が大切であるかを考える。

得意なことや不得意なこと。

出来ることや出来ないこと。

それらを個性として尊重し

一切否定しない。

他人とも

一切比較しない。

徹底的に子供の味方であり続ける。

それは甘やかすということではなく、

放任主義でもありません。

要は、

親のエゴよりも

子供の想いを優先することです。

勉強が出来なくてもいい。

運動が苦手でもいい。

不登校だって構わない。

発達障がいも個性に過ぎない。

大事なことは、

自己肯定感をしっかりと持ち、

自分の好きな事を見つけて

いつしか自立して

自分の人生を歩んでいくこと。

人生は競争じゃないし、

そこに勝ち負けもない。

ましてや優劣などあるわけがない。

人はそれぞれ種が違うのだから

他者と比べることに何の意味もない。

自らの花を立派に咲かせればいい。

自らに与えられた役割を果たせばいい。

自分の人生を謳歌出来ればいい。

その際に

学歴や職種など一切関係ないし、

社会的地位や年収も全く関係ない。

教育とは知識を詰め込むことではないし、

親の想い通りになる子が優秀なのでもない。

子供は親の所有物ではないのだから。

親のエゴを最優先した教育の結果、

自己肯定感を持てないまま大人になり、

それが引きこもりやニートといった

社会問題の要因となっているのでは

ないでしょうか。

子供に自己肯定感を植え付けることが

最も大事な親としての務めである。

自己肯定感を持った子は

いつか必ず自分の花を開花させる。

私はそう信じて

これからも子育てを続けていきます。

今日も豊かな心で、豊かな一日を。

中西紀二

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