ある時、
私は
人生の方向性を変えるため
大きく舵を切ると決心しました。
もう過去を引きずらない。
もう自己否定で苦しまない。
もう惰性で生きることはしない。
自分の想いに正直に生きてやる!
つい数年前まで、
私の人生は
ちっとも楽しくありませんでした。
人生とは辛く苦しいものであり、
頑張って耐えるものである。
今の自分に足りないものを補うために
努力をし、
自分の欠点を克服しなければならない。
人生とは耐えるもの。
人生とは頑張るもの。
自分とは克服するもの。
そうやって生きてきたのです。
自己否定的で
自分に自信がないから、
全く意欲も湧きません。
可能性のシャッターを自ら
閉ざしてしまっていました。
楽しく生きるなど考えたこともなく、
物事の判断基準は
何がやりたいかではなくて、
何が出来るのか。
ただ無気力に生きているだけ。
長い間、
そんな
人生を生きてきたのです。
しかし、
ある時に決心しました。
本当に
自分がやりたいことをやろうと。
理屈じゃない。
言葉では説明出来ない、
胸の奥から湧き上がってくる熱い想い。
それに忠実に生きていきたい。
自分が心から望むこと。
考えるだけでワクワクすること。
純粋に楽しいと想えること。
それを仕事にすると決めたのです。
もちろん葛藤はありました。
家族もいるのに、
見知らぬ土地で未経験の分野で起業する。
恐怖もあれば不安もあります。
現状維持の方が
どれだけ安定していることか。
何度も何度も試されました。
「やはり止めよう」と何度も想いました。
それでも、
自分の本心は揺らぎませんでした。
溢れる想いに突き動かされるようでした。
何か私達は、
年齢を重ねるごとに
常識という暗黙のルールに縛られ、
いつしか本心で生きることが
出来なくなってしまうものです。
大人になってしまうと
安定こそが幸せであると信じ込まされて、
夢を見ることを忘れてしまうものです。
出来るか出来ないかではなく、
安定しているかどうかではなく、
何がやりたいのか。
自分にとっての幸せとは何なのか。
自分の心と向き合い、
心の声をよく聴いて、
思い切って人生の舵を切る。
すると、
見える景色が一変しました。
人生が激変したのです。
価値観が変わり、
考え方が変わると、
出会う人も変わってきます。
現状維持のままでは
決して見えなかった世界が
そこに広がっていたのです。
私は今、46歳。
どうしても叶えたい夢があります。
日本にない学校を創って、
沢山の方々の笑顔に貢献したい。
そのために
思いっきり人生の舵を切りました。
多少の勇気と覚悟は必要ですが、
そんな毎日は
最幸に楽しいですよ(^-^)!!
今日も豊かな心で、豊かな一日を。
中西紀二