山梨県南アルプス市にて、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています!

「虎の穴 漢字道場」開講!

こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!

私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。

私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって42歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。

そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。

不登校の子ども達の中には勉強に対する苦手意識を持っている子が少なくありません。きっと、学校に行っている時に勉強についていけなかったり、テストの点数で優劣が評価されることが辛かったり、知識を詰め込むだけの学習がつまらなかったりしたのでしょう。そうして不登校になり、勉強から離れていくうちにその苦手意識はさらに強くなってしまう。いつしか「勉強」という言葉を聞くだけで拒否反応を示すようになってしまいます。

しかし、みんなのおうちの目的は、子どもとそこに関わる人達が幸せな人生(自己決定できる人生)を歩めるようになること。彼らが将来自己決定をする際に、学習の基礎が出来ていると選択の幅が広がることでしょう。そこで、みんなのおうちでは毎朝、朝の会の後に基礎学習の時間を設けています。学びとは本来楽しいものである。という原点に立ち返り、学ぶことの楽しさを知り、ワクワクしながら知識を体得してほしいとの思いから「わくわくタイム」と名付けたこの時間は、今では殆どの子達が進んで参加。みんな夢中になって楽しそうに学んでいます。

そんな子ども達の様子を見ていて気付いたことがありました。漢字を書けない子が少なくないのです。読むことは出来ても、うまく書けなかったり、書こうとしなかったり。このままいくと将来、読み書きに苦手意識を持ってしまうかもしれません。「人生は、どんな人と出会うか、どんな本と出会うかによって変わる」と信じている私からすれば、こんなに大きな損失はありません。もし、子ども達が本を読まない人に育ってしまったら私の責任は重大です。そこで決意しました!子ども達に漢字を教えようと。やればやるほど出来るようになるという意味で、漢字と筋トレとマラソンは同じです。ただ、彼らはやって来なかっただけ。やれば出来る子達なのに。

子ども達が楽しんで参加出来るよう、敢えて「虎の穴 漢字道場」という仰々しいタイトルを付け、道場の師範ということでコワモテのキャラを演じてみました。初回である昨日は、みんな楽しく熱心に参加してくれて上々の滑り出し。やればやるほど出来るようになる。書けば書くほど書けるようになる。みんなのおうちが続く限り、漢字道場も続けていきます!

本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。

4月からの無償化に伴い、皆様からの寄付を募っています。寄付で不登校支援活動に参加しませんか?詳細は以下からご確認下さい。

無償化に伴うご支援のお願い

体験型フリースクールみんなのおうち

代表 中西紀説

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