こんにちは!
中西紀説(なかにしのりつぐ)と申します。どうぞ「のんちゃん」と呼んで下さい!
私は山梨県南アルプス市で不登校児の居場所として体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています。
私自身、中学生の時に不登校を経験しました。その時に負った劣等感・無能感・自己否定感がトラウマとなって42歳まで苦しみ続けました。一時は引きこもりとなり、自殺未遂を図ったこともあります。父親となってからは我が子も不登校となりました。フリースクールを始めてからは沢山の子ども達と関わってきました。
そんな人生を通して得た大切な気付きや想いを綴ります。
みんなのおうちでは壮大なプロジェクトが始まりました!
地元南アルプス市のフルーツタルト専門店「アニーズ」さんとコラボして、新商品の開発にチャレンジすることになったのです!
これから月に2回のペースで商品開発部隊に名乗り出てくれた5名の子どもたちがアニーズさんを訪問。ケーキ作りを教わりながら新商品の開発を目指します。アニーズさんも子どもたちも初の試みということで、あれこれと試行錯誤しながら進めていくことになるでしょう。ある程度長いスパンになることを想定していて、早くても年内。ひょっとすると年明けまでかかるかもしれませんし、商品開発にまでたどり着けないかもしれません。しかし、何よりもこのようなチャレンジの機会を与えていただいたことに意味があると思っています。
みんなのおうちのキャッチフレーズは「生きるを学ぶ!」
そして、子どもたちがいつの日か自己決定し、自分だけのオリジナルな人生を歩めるようになることを目的としています。そのために必要となるのが、自分で考え、自分で決め、自分でやってみるということ。今回の商品開発はまさにその機会となるでしょうし、実際に自分達で開発したケーキが店頭に並ぶことになれば大きな自信にもなることでしょう。これこそがみんなのおうちが目指す生きた学びなのです。
初日は、オリジナルパイ作りに挑戦。カスタードクリームを作ったり、パイ生地を包んだり、味付けをしてオーブンで焼いたり、フルーツをカットしたりという工程にチャレンジしました。商品開発部の5名は、これがただの体験活動ではないことを熟知しています。みんなのおうち開校以来かつてないほどの緊張感の中、みんな最後までよく頑張っていました。



こうしてオリジナルパイが無事に完成。今回はチキンナゲット風に色々なソースを付けて試食しました。チョコバナナや桃、イチゴなどのソースを食べ比べながら子どもたちの意見を聞き、少しずつ商品開発に繋げていこうという意図です。子どもたちからは「マンゴーが合いそう!」「やっぱチョコバナナが鉄板!」「シャインマスカットとかどうだろ?」といった意見が沢山出ていました。


こうして初日は無事に終了。緊張しながら作業に挑み、一つの工程を完成させた子どもたちはとても楽しそうでした。今回、このような機会を設けていただいたのみならず、子どもたちのための工程を考えてくださり、それに向けての準備まで整えて下さったアニーズさんに心より感謝申し上げます。
果たしてこれからどうなっていくのか?
子どもたちの大いなる挑戦が始まりました!!!
本日も最後までお読み頂き有難うございました。
もし、お子さんの不登校などでお悩みでしたらご連絡下さい。
私でよろしければ真摯に対応させて頂きます。
4月からの無償化に伴い、皆様からの寄付を募っています。寄付で不登校支援活動に参加しませんか?詳細は以下からご確認下さい。
体験型フリースクールみんなのおうち
代表 中西紀説