山梨県南アルプス市にて、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています!

私の先生は子供達。

私は

こうしてフリースクールを運営していますが、

もともとは

不動産業をやっていた人間です。

教育関係の仕事をした経験もなければ、

子供を相手にした経験もありませんでした。

元来口下手なたちで

気の利いた冗談も言えませんし、

ゲームなんかも苦手で

一緒に遊んであげることも出来ません。

そんな私は、

子供の相手をするのは

下手だとばかり想っていました。

子供の相手は

出来ないと想っていました。

だけど、

フリースクールを始めて

気が付いたことがあります。

子供達から

教えられたことがあります。

それは、

子供の相手をする時に

大事なのは

上手い下手じゃない。

器用か不器用かでもない。

饒舌か否かでもない。

テクニックや

資格の有無なんかも関係ない。

大切なのは

子供の心に向き合うこと。

子供の心に寄り添うこと。

そして、

共感することです。

かつての私は

何か問題が生じた時、

子供の話を聞いては

正論を述べていました。

でもそれでは

子供の心には何も響かない。

正論で返されると

否定されたと捉えられてしまうのですね。

そんな時、

彼らが求めているのは

正論ではなく

共感だったのです。

それを

教えてくれたのは子供達です。

大切なことは

いつも子供達が教えてくれる。

私の先生は

子供達なのです。

上下関係や主従関係のない

対等な関係の中で、

大人と子供が

色々な活動を共にし、

泣いたり笑ったりしながら

共に学び合い、

共に成長していく。

みんなのおうちは、

そんな

『共育』の場でありたいと想っています。

今日も豊かな心で、豊かな一日を。

中西紀説

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