おはようございます。
先日、とても嬉しいことがありました!
それは、
指導要録上出席扱いとされることが
正式に認められたのです!
つまり、
みんなのおうちへ出席すると、
その子が在籍する学校でも
出席扱いとなるのです。
※厳密には
「出席」と「出席扱い」とは異なります。
出席簿や通知表では欠席と記録されますが、
指導要録への記載については、
出席と同様に扱われることになるのです。
これによって、
特に中学生は高校受験の際の内申書に
出席日数としてカウントされることになります。
子供達にとっても
出席日数がカウントされることは
自信や自己肯定感の育成に繋がるでしょう。
更に、これは
私達の活動が南アルプス市教育委員会に
認められたことを意味します。
この事は本当に嬉しいです!
これにより、
不登校児の中でも利用率がたった4%と
言われているフリースクールの周知が進み、
不登校児にとって
学校以外の選択肢が少しでも広がる
きっかけになれば幸甚です。
出席扱いにするか否かは
あくまでも校長先生の裁量に
委ねられているのが現状でした。
そこに
何か一定の基準が設けられている
わけではなかったのです。
昨年の7月、
みんなのおうちに通っている子の
親御さんから出席扱いについての要望があり、
南アルプス市教育委員会の方の
訪問を受けました。
その際、色々な話をする中で、
出席扱いとするための一定基準(ガイドライン)
の策定をお願いしました。
明確なガイドラインがあれば、
私達フリースクール側も
出席扱いとされるための基準を知り、
それに沿った運営が出来るようになります。
そして、今年の5月。
南アルプス市教育委員会から
「指導要録上出席扱いとすることができる
不登校児童生徒を対象とした民間施設
(フリースクール等)のガイドライン」
に関する資料集(案)
が公表されたのです。
今回、
このガイドラインに則って
出席扱いの申請をし、
それが認められたことになります。
このような
出席扱いとするためのガイドラインが
策定されたのは、
山梨県でも初となります。
これまで
校長先生の裁量によって
出席扱いとなるケースはあったことでしょう。
しかし、
ガイドラインに則って、
正式に出席扱いが認められるのは
山梨県内でも初の快挙となります!
小さくとも確実な一歩を踏み出したと
実感しています。
こうして少しずつ
公民連携での不登校支援が進んでいくことを
切に願っています。
今日も豊かな心で、豊かな一日を。
中西紀説