早いもので
体験型フリースクール「みんなのおうち」の開校から
間もなく3ヶ月となります。
子供達の変化と成長が目覚ましくて
慌ただしく過ぎていく怒涛の日々。
ブログを執筆する余裕がなく、
気付けば
随分と久々の更新となってしまいました。。。
毎週水曜日に行っている
2時間のスタッフミーティング。
この場で様々な事項について議論し、
少しずつ「みんなのおうち」の
形を創り上げているところです。
先日の議題は
『子供達の将来像』
すなわち、
「みんなのおうち」で学んだ子供達は
将来どのような大人になってほしいのか。
「みんなのおうち」は何を学ぶ場で、
「みんなのおうち」は何を目指すのか。
骨子とも言える
とても大事なテーマについて
スタッフで意見を出し合いました。
子供達の将来を考える上で、
まず最優先したいのが
自己肯定感を育むことです。
それはつまり、
自分は自分のままでいいと
想えること。
出来ることや出来ないこと、
得意なことに不得意なこと。
好きなところや嫌いなところ。
色々な要素があるけども、
そんな自分を
あるがままに受け入れ、
不完全な自分を許し、
自分という存在を
引き受けることが出来ること。
全てはそこから
始まると想います。
自己否定があるうちは
意欲など湧いてこない。
自分を受け入れられないままでは
可能性のシャッターは開かない。
自己肯定感こそが
意欲の源泉となるのでしょう。
ですから
「みんなのおうち」は
子供達の自己肯定感を育むことを
最優先することとしました。
その上で、
将来どのような道に進むのか。
その時に大事なのは
自らの意思で進む道を決めること。
つまり、
自己決定出来ることでは
ないでしょうか。
進学するもよし、
就職するもよし、
職人に弟子入りするもよし、
フリーターでもいいし、
世界一周旅行に行くでもいい。
進む道なんてどこでも良くて、
その道を自ら決めることが
大切だと想うのです。
他人との比較ではなく、
みんながそうしているからでもなく、
常識に囚われることもなく、
自分が歩む道は自分で決める。
自己肯定感に基づき
自己決定した人生こそ
幸せだと言えるのではないか。
ですから「みんなのおうち」は
子供達の自己肯定感を育み、
自己決定力が身に付く場にしていきたいと
想います。
こうして骨子は定まりました。
ではそのために
どのような運営をしていくのか。
これからも
試行錯誤の日々は続きます。
今日も豊かな心で、豊かな一日を。
中西紀二
はじめまして。南アルプス在住のハーガー和子といいます。いま塩山中学校で通級教室を担当しています。スクールカウンセラーを目指しています。不登校の子や発達障害の子が年々増えています。子どもも親も安心できるコミュニティの必要性をひしひしと感じます。南アルプスにそういうコミュニティを作りたいという気持ちを口にしたところ、こちらを紹介されました。わたしに何かできることがあればいいなと思います。わたしも南アルプスに住んでいるので、スクールを訪問させていただけたら嬉しいです。
ハーガー和子様
はじめまして。
ご連絡有難うございます。不登校のお子さんを預かるフリースクールのスタッフとして、専門的立場にある方からのアドバイスは本当に有難いものです。
私共も、子供達もその親御さんも安心して過ごせる居場所を作りたいと思っています。
是非、子供達に会いに来て下さい!
火曜から金曜の10時~17時で営業しています。
よろしければ以下のアドレスにメールを頂けますでしょうか。
どうぞ宜しくお願い致します。
nori@oneofheart.com
体験型フリースクール「みんなのおうち」
代表 中西紀二