2021年3月末、
山梨県南アルプス市にフリースクール
「みんなのおうち」を開校します。
ただ今、急ピッチで準備中!
来月には助走期間としての
プレオープンを予定しています。
実際に始めようとすると
揃える備品は多岐に亘りますし、
加入する保険も想定外。
スタッフさんも雇用しなければなりません。
しかも補助金等の支給対象外事業とあって、
非常に採算の合いにくい
ビジネスモデルであると痛感しています。
それを分かっていながら何故、
フリースクールをやるのか?
それは
我が子の発達障がいや
不登校という問題を通して、
幸せの本質に気付かせて頂いたからです。
そこから多くの学びがあり、
人として、親として成長させて頂き、
家族の絆が深まって
心を一つにすることが出来たからです。
子供の発達障がいや不登校などの問題は、
全て私に与えられた課題でした。
その問題が問題なのではない。
真の問題は
その問題のもっと深いところにある。
ひいては
自分自身の中にある。
その課題と向き合うことで得られた
数多くの気付きが、
私を成長させてくれたのです。
私は、子供達の
発達障がいや不登校という
問題があったからこそ、
本当に大切なことに気付くことが出来ました。
それに気付くと、
問題が問題でなくなりました。
人はみんな違ってていい。
みんなと同じでなくていい。
人にはそれぞれ与えられた個性がある。
その個性を受け入れ、
その個性を活かして、
楽しく生きることが
幸せなのではないか?
そのことに気が付くと、
子供達が元気でいてくれるだけで
幸せを感じることが出来るのです。
障がいの有無や、
学校に行く行かないなど
どうでもいいことに想えてきます。
この経験を少しでも世の中に還元したい。
今現在もどこかの街で、
かつての我が子のように
不登校である自分を責めては
荒れ狂っているお子さんがいるでしょう。
そんなお子さんを抱えて、
一人孤立しては
苦しんでいるお母さんがいるでしょう。
そんな家族をどうにかして
助けたいと思いながらも、
つい現実から目を背けてしまう
お父さんがいることでしょう。
そんな方が「みんなのおうち」に来て、
誰か一人でも笑顔になってくれたら
こんなに嬉しいことはありません。
だから
フリースクールをやるのです。
どうしてもやりたいのです!
私達家族が経験してきたことを
世の中に還元し、
まだ見ぬ誰かの笑顔に貢献したい。
そんな想いを胸に、
いよいよ今春
「みんなのおうち」を開校します!
今日も豊かな心で、豊かな一日を。
中西紀二