山梨県南アルプス市にて、体験型フリースクール「みんなのおうち」を運営しています!

会社は何のためにあるのか?

みんなのおうちを運営しているのは

一般社団法人ワンオブハートという会社です。

私は、

「旧態依然とした

 日本の教育業界に一石を投じる!」

という覚悟を持って

この会社を立ち上げました。

つまり、

私の想いを実現するために

この会社を創ったのです。

今も

創業当時のこの想いに

変わりはありません。

ただし、

この会社は何のためにあるのか?

という会社の存在意義は

大きく変わりました。

ワンオブハートは

私の想いを実現するためのものではなく、

スタッフの幸福な人生のためにあるのです。

「経営者は夢を語れ、理想を語れ」

とよく耳にします。

創業当時の私も、

よく理想論や未来像を語っていました。

ところが、

なかなかその想いがスタッフに浸透しません。

ふと気付けば、

私が一人先走っているだけで

後ろを振り返ると

誰もついてきてくれていませんでした。

そのようなジレンマを抱えながら

経営を続ける中で、

ある時私は気付いたのです。

経営者が夢を語ることは

もちろん大事だ。

しかし、

それと同時に大事なのは

スタッフの物心両面での幸福なのではないか。

経営者がビジョンを語ることと

従業員の幸福度は、

まるで車の車輪のよう。

両輪がないと

会社はうまくまわっていかない。

これまでの私は

従業員の幸福という車輪のないままで

経営を続けていたのです。

それからは考えを改め、

スタッフの物心両面での幸福度を

高めるよう心掛けました。

「物」というのは、

金銭的待遇や労働条件などの

ハード面と言えるでしょう。

「心」というのは、

スタッフが気持ちよく働けるように

配慮することや、

スタッフの悩みを聞いたり、

私の想いを伝えるなどの対話をすること、

スタッフの家族まで大事に想うことなど、

スタッフの心に寄り添い続ける

ソフト面と言えるでしょう。

「物」だけでもいけない。

「心」だけでもいけない。

物心両面での幸福度を高めることが

大事なのです。

まだまだ充分に出来ているとは

言えませんが、

少なくとも私の意識は変わりました。

私の中で

会社の存在意義は変わりました。

みんなのおうちは

日本一

スタッフの物心両面での幸福度が高い

フリースクールにしたいと想っています。

スタッフの物心両面での幸福度が高まれば、

仕事が楽しくなる。

仕事が楽しくなると、

通ってくる子供達も楽しくなる。

子供達が楽しいと

新たな子供達が増えてきて、

その結果、

私の想いが成し遂げられる。

やはり、

経営者のビジョンと

従業員の幸福度は

両輪必要なのですね!

今日も豊かな心で、豊かな一日を。

中西紀説

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