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あの日の夢

私の生涯で最も衝撃的だったこと。

私の価値観を一変させた出来事。

それは

長男と次男が発達障がいを

もって生まれてきたことです。

長男が

自閉症スペクトラムの診断を受けた時、

お医者さんから

「この子は将来

 言葉が話せるかどうか分からないし、

 自立できるかどうかも分かりません。」

と言われた時のショックは、

今でも忘れることが出来ません。

当時は、

とてもその現実を

受け入れることが出来なくて

わあわあと子供のように声を上げて

一晩中泣き明かしたものです。

さらに続いて

次男までもが同様の診断を受けた時には、

あまりにも辛い現実から

逃げようとしたこともありました。

しかし、

今となっては

彼らとの出会いに

心から感謝しています。

彼らとの出会いが

私に本当に大切なものが何かを

教えてくれました。

彼らとの出会いによって

私は親として成長することが出来たのです。

健常児を授かっていたならば

決して

気付くことが出来なかったであろうことに

気付かせてもらいました。

当たり前のように感じてしまう

出来事の中にこそ

幸せの本質があることを知ったのです。

もし彼らが健常に生まれてきたならば、

私は自分本位な子育てを

してしまっていたかもしれません。

自分の人生で失った時間を

子供を通して

取り戻そうとしたかもしれない。

彼らと共に分かち合った

数多くの痛みや

彼らと共に流した悔しい涙が

少しずつ

私の心を浄化してくれたのです。

子育てをしていると

問題は絶えないもの。

成長と共に

新たな問題と出くわします。

そんな時、

いつも私が思い出すのは

2004年12月15日の19:05。

長男が生まれた時のことです。

初めて対面した我が子をこの手に抱き、

父親となった喜びを噛みしめた私は

「生まれてきてくれて有難う。」

「とにかく元気で育ってほしい。」

そう願ったものでした。

その時のことを振り返ってみると、

あの日の夢は叶っているんですよね。

長男は今もこうして元気でいてくれる。

長男と初対面したあの日、

一番に願ったことは

今こうして叶っているのです。

すると、

周りの子や過去の自分と比較して

「もっと〇〇してほしい」

「もっと〇〇であるべきだ」

などといった想いは

全て自分のエゴであることに気付かされます。

子供がいてくれることが

当たり前になってしまうと、

そのようなエゴが出てきてしまうのでしょう。

何か問題が起きたとき。

子育てに行き詰まったとき。

私が立ち返るのは

あの日のこと。

あの日に願ったこと。

すると、

問題が問題でなくなるのです。

現在、

長男は高校1年生で、

次男は中学1年生。

まだまだこれからも

色々なことが起きてくるでしょう。

しかし、

彼らが元気でいてくれることに

心から感謝して。

あの日の夢が叶っていることを

心から噛みしめて。

この先何があっても

彼らを愛し、

応援し続けたいと想っています。

「元気でいてくれるだけで幸せ」

そう想える子育てって最幸ですよね!

今日も豊かな心で、豊かな一日を。

中西紀二

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